ブログ再会→引っ越し

長らく行方不明だったブログは、ようやく見つかったわけですが、

ブログが居なかった間に鞍替えしちゃったぞえ。

新たな場所は、名前は同じですが…

仲野麻紀のカイエ du 俳句 -cahier d’ Haiku-

http://openmusic.unblog.fr/

 

引続きのご贔屓のほど。

 

 

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広隆寺の毘盧遮那仏 -音声菩薩-

陰陽師をテーマにKyの音の粒はフォームを描き、人の耳に触れる段階になってきました。
最新刊の「醍醐の巻」中「笛吹き童子」では、音声菩薩が登場。
広隆寺の毘盧遮那仏に会いたいなあ。
京都の暑さも悉皆吹き飛ばす音色でしょうね。

聴こゆるは 菩薩の声に 蝉時雨

 

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茄子坂に茗荷谷

時に出汁をひく喜び、そして味わえる喜び。
昆布とかつおでひく出汁の大切さを、ここパリで習得すれば、
何の気後れなく、日常の事に。

そして作り手から頂く野菜、味わえる喜び。
それは真の豊かさ。

初なすび 揚げて焼き炊き ほっくりと

地中海周辺にはナスを使った料理が多々。

ナスのキャビア、ナスと胡麻のペースト、ナスのファルシ….
ピエノワールのキャティーに教えてもらったナスのペーストは、ユダヤ食品店で買い求める美味しい胡麻ペーストを使って…

焼き茄子の身をほっくりほっくりくりだして、大蒜、胡麻、オリーブオイル、塩胡椒に少々レモン汁を加えてペーストに。
また、あればコリアンダーを少々。

おっと、コリアンダーとくれば、香り、我が故郷、夏代表、茗荷!
これも農家さんから頂戴し…

添へし香 我故郷の香 茗荷の子
( »こ”でせまってみました)

辰巳芳子女史に習って、茄子と茗荷を赤出しで頂く、お味噌汁。
女史曰く、「茄子の丸揚げができると、とめどとなく展開料理ができる。まず、そのまましょうがじょうゆで。
大根おろしでおろしあえ、いかとの煮もの。イタリア風なすとトマトのスパゲッティ、シチリア風などなど」
”とめどもなく展開料理”というのが、微笑ましいですね。

ところで文京区の »茗荷谷 »を思い出せば、 »団子坂 »如く、 »茄子坂 »、なんてあってもよろしくては!?

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Le Livre des Symboles シンボルの本

安倍晴明が、呪を語るとき、または「名」とは、と呟く時、
「名前」があってはじめてその名前の実物になる経過を語るシーンが、
岡野玲子版陰陽師で、好きな場面。

機会あってパリの中世美術館に出向き手に入れた、
「Le Livre Des Symboles」という本は、淡々とシンボルのアーカイブ、
となるわけだけれど、その図版の美しさ、神話的シンボル、
または日常的な”モノ”に意味を見いだし説明し、
日常みかける”モノ”のそれとのコントラストが鮮やかな図版。
さすがTASCHEN出版が出すゆえの上等な本。

りんごを説明する頁に、
ルネ・マグリットの大きな青リンゴ、
白雪姫に登場する、魔女に変装した義母が渡す赤いリンゴ、
14世紀のオランダ宗教画に登場するアダムとイヴのリンゴ…

口を説明する頁は、
東ドイツ出身の画家Gerhard Richterの描く、口。
13世紀の空也の像、念仏を唱える口から出てくる六体の阿弥陀、としての口。
ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」の、口。

「名」にどのように意味を付け、実は「名」のないところからどのように、
誰が「名」付けたのか。
約400種におよぶシンボルを解読しながら、日常はどのように変化していくか、楽しみ。

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Yann Le Masson ヤン・ルマッソン「kashima paradise」其の一

この8月からクランクインする映画監督との仕事で会った際の事。
やや興奮気味の監督は、

監ー「麻紀!73年のドキュメンタリー映画、”kashima paradise”
 知っているでしょう、kashima,kashima! 彼は僕の師匠なんだ。」

麻ー「???kashima !? カシマ、かしま…??」

百聞は一見に如かず、まずは観る事に。

麻「ああああっっ!鹿島ね、成田闘争ですね!!」

Yann Le Massonはこの映画を当時、日本に滞在していた
社会学者Bénie Deswarteと二人だけで撮影した。
カメラワークといい、編集といい、そして音が、良いんだ…

なんと彼の映画は暫く上映禁止だった、政治的理由で。
それが今回DVDとなって、観る自由を手にしたのだ。

この映画は、今、私たちが本当に観るべき作品です…..

映画冒頭は大阪万博から始まり、まさに監督が狙った通りの結末で作品は終わる訳だが…
当時大阪万博のフレーズは

「人類の進歩と調和」

これは何を意味しているのだろう。

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ジョゼフィン・ベーカー、最初のラスタ、マルセル・モースの世界

1925年。
ジェゼフィン・ベーカーJosephine Baker がパリへやって来る。
Yves Riouによる貴重な、貴重な映画「Josephine Baker En Couleur」は彼女をメインにしてはいるものの、その時代に残ったアフリカでの撮影を冒頭に、大西洋を西に向かって渡り、そして再び東に向かって大西洋を渡った西欧でのアフリカのそれを描写している。もちろんそれに狂う西洋人(狂乱の時代)も撮られている。

1924年。
レナード・ハウエル Leonard Howell は黒人解放、その指針を確信する。
(ハイレ・セラシエ1世~黒人の王が戴冠~黒人の解放~)
Helen Leeによる貴重なドキュメンタリー映画「Le Premier Rasta」は、ブラックアトランティックのそれそのものを映像にしたような感動を与えてくれる。
ジャマイカで起こった協同組合的コミニティは、やがて政府により撲滅の路を辿るけれど、その精神はラスタファリへと続いて行く。

1926年。
アンドレ・シェフネル André Schaeffner は Le Jazz を出版する。
それもこれも、平凡社新書から出たばかりの「マルセル・モースの世界」 の中で、アンドレ・シェフネル André Schaeffner を取り上げた昼間賢氏によって知る由。後の楽器分類学の功績、もまた興味深く。
一貫難しそうなマルセル・モースを語る時に、その時代時代にあった「音」を取り上げるところが、ニクイ。
というか、シェフネルを語り口にモースの世界を、明日の飯を喰うために働く労働者をもその関心の核へと救心してしまう
昼間氏の秀逸さ、と感じたい。

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ネグリチュード

今更ながらに思うことは、
出版社のそれは、増え続けるマイナーレーベルのそれと似ていて、
今や本もCDも個人的な生産、制作が可能となり、
すると益々個のバラエティーとクオリティーが求められるわけで。
そこで目下はまっているのは「せりか書房」
「アフリカの魂を求めて」から
「グローバル化の奈落と夢」
「ポピュラー音楽と資本主義」
(本当は読み易い順序で読んだので、逆進行なのだけれど…)
知れば知るほど、現21世紀は
「ヨーロッパは、自己を指揮者と見做し、キー(長短の調)とビート(拍)とを決定する資格を有するもの、自分の理解できないエキゾチックな調子で歌うものを聖歌隊から除外しうる権利を有するものと自ら考えている。」
とJanheinz Jahnが1970年代にいった状況から進展していると思いたい。
音楽は、何も西洋音楽を基準に地球が回っているのではなく(少し大げさかな)、
そして
西洋音楽=高尚
アフリカ音楽=ポップス
でもない。

個々の情報が流布し、個々の採集方法も多岐に渡り、
益々個々の感覚で選ばれ、個々の審美眼を養う時が、来ている。

こここここ、個々、koko? ココ、ここ,
c’etait une histoire a la noix de coco?
個々は呱々の声をあげる?
いやはや、失敬

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Ky クッキング手帖〜オンデマンドレシピ〜開始!

出版社を探しているより、amazonで販売するより、
お友達にプレゼントする感覚で作りました。

コンセプトは、

「Kyは、あなたのためのレシピを作成し、オンリーワンの音楽を提供します。
お友達の誕生日プレゼントに、作りたいレシピ(料理)に合う音楽。
特別なパッケージでご自宅までPostにてお届けします。」

モットーは、
「おいしい料理、おいしい音楽」

ご注文は以下から

http://web.mac.com/openmusic/kyweb.fr/Ky_Cooking_Menu.html

価格などはレシピによって変動しますので、メールでご連絡ください。
どんなシチュエーションで、何を食べたいか、どのくらいの予算で…
などなど依頼者と相談するのも、ひとつの楽しみです。

例えば…

[エリック・サティのための白いレシピ]

-白アスパラガスのサラダ。
-ホタテのカルパッチョ、青リンゴのマリネ付き。
-白ブーダンのグリル。
-カルバドス風味の白いスフレ。

[エリック・サティのための白いレシピによる音楽]

-ギターペダルと効果音。
-ペダルによる海の音とリンゴの音。
-ブーダンな音で奏でるサックスとギターのDuo。
(フランス語ではふくれっ面をBoudanという)
-カフェカルバドスを飲んだ後のノスタルジーな曲。

とかね。

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ビジネスショップ Fnac

この5月から、フランス大手ソフト販売店Fnacにて、
KyのCDが置かれることになった。
複雑な心境で…

ひとえにJazz担当(これにも複雑だ)の販売員がえらくKyのそれを気に入ってくれたこと。
そしてJ.Zornのコメントが功を奏して”Choc”シールが張られる事に。

さて、しかしこの販売員は嘆く。
「一概には言えないけれど、ここにある多くのCD(平積み等)は非常にビジネス、なんだよ。
今ではお客さんとリズムの話や、だれそれの曲がどうの、といった音楽の話は皆無。」

ここで、ラジオで放送されたフランスのシャンソンの状況を
J.アタリによって知るよしとしよう。
(丁度フランスはミッテラン大統領30年目で何やら盛り上がっているが…)

1996年の放送楽曲数は約4万8000曲、歌い手は約2万8000人。
この4年後
2000年では楽曲数約2万4000曲、歌い手約7000人。

そして11年後の今、2011年を考えると…
この数字を見るだけで、
どれだけ同じ歌手が、同じ歌が、繰り返し繰り返し電波に乗っているのか、がわかる。

昨年TSFに取材に行った際、KyのCDを聴いたDJはまたえらく気に入ってくれたものだが…
「ごめんね、ラジオ局とCD会社の間に中間会社が入っていて…
そこから紹介(広告料)を受けたソフト(1週間、ないしは1ヶ月に何回流す、の類)しか流せないの…」

DJがミュージシャンに謝る、とは如何なる事、と彼女に同情してしまったではないか。

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シエラレオネの現地言葉〜war don don〜

Moussa Hemaの演奏で、私が好きなところは、一人でポリリズムのトランスに行ってしまうところ。
いわゆる牧歌的な西アフリカのそれではなく、一点への昇り方がすごい。
一言いえば、それは厳しい。
右手と左手の筋肉の配分はどうなっているんだ?

一緒に演奏していると、時々私は不満になる。
それはサックスがいなくても、ンゴニがいなくても、実は彼一人の演奏で十分なのでは?
と思わせられるから。
でも、ペンタトニックの上でサックスがいわゆるアウトで踊れる瞬間があり、
その瞬間を感じたときムッサとニヤリと目が合う。
これなんだな。
一人でも楽しい、二人だと苦しいけれど、でももっと楽しい。
それは、楽しさを分かち合えるから。
だから、一緒に演奏する。
これ、人と人の関係の基本。

3min27からののぼり方はには息をのむ。

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